2020/04/18
本日はこれまでに作った作品をご紹介します。
まずは処女作。
タイトルは『はまなすから佐渡を望む』です。
一見アサガオのように見えなくもないピンク色の花は、タイトルの通りハマナスの花を模して折り紙で作りました。
細かいトゲがたくさんある枝先に、夏になると紅紫色の花を咲かせるハマナス。香りがよく、秋には赤く熟した小さな実をつけます。この実は、ローズヒップとしてお茶やジャムにも適しているのだとか。いつかチャレンジしてみたいものです。
ちなみに、花言葉は「照り映える容色」や「悲しくそして美しく」。
「照り映える容色」は砂浜に群生するハマナスの美しい紅紫色の花が、澄んだ青い海によく映えることにちなんでつけられました。また、「悲しくそして美しく」は、1つの花が1日で枯れてしまう儚さのたとえだそうです。
そして貼り絵で作った海の中央を進む、厚紙製の折り紙の佐渡汽船。
寺泊ー赤泊航路は残念ながら昨年に廃止となりましたが、私たちの心には今も白波を立てて進んでいくその姿が残っています。
こちらは梅雨の時期に作った作品です。
タイトルは『雨上がりの虹』。
折り紙であじさいを、貼り絵で虹や家を作りました。
虹は色の順番で揉めたため(笑)何度も貼り直しながら作っていました。
虹のたもとにはお花紙でできた雲。
そして家の軒下からは晴れを願うてるてる坊主がぶら下がっています。
三つめの作品は『越後の四季』。
分水の桜並木や寺泊の海、弥彦の紅葉、そして深々と降る雪。中央には朱鷺が羽ばたいています。
ちなみにこちら、ただの貼り絵のように見えますが、よーく見て下さい。なんと、沢山の折り鶴で作られているのです。
自他ともに認める折り鶴職人のご利用者が日々作り続けた小さな折り鶴をふんだんに使った作品となりました。